評論家ぶってんじゃねえよ!
今日はあえて、過激な雰囲気のタイトルですが(笑)、それは、とある方に、ご指摘を頂いたときに私の心に浮かんだ素直な言葉でした。
「あんた、何様なの?!」
「正論振りかざして、さぞ気持ち良かったでしょうね?!」
「だから何?!」
…私のなかの怒りの言葉は、収まる気配がなかったのです。
ところで、私は何を指摘されたのでしょう?
↓
“その言動は共感とは真逆で、全く話を聞き入れる気がないのが伝わるから、話す気にもなれない”
…とてもとても正論。そりゃあなたの言うとおりでしょうね。私が悪いのでしょうよ、と、怒りがぐわっっっと沸いたのです。
今までなら、この怒りを、
どうせ私が悪いのだから、この感情を投げてしまっては、喧嘩になる。黙って飲み込むしかない。感じること自体誤りだと、なかったことにしようとしていました。無意識に。
今回はそこで思い直して、
この感情に良い悪いはない、ジャッジせず、
とことん私の素直な声を聞こう、
相手に伝えるのはそれからだ、と、
向き合ってみたら。
↓
あんたこそ私の気持ちや状況に共感がないやん!
共感できなくなるくらいの私の背景に思いを馳せたことあるんか?!
評論家気取りで何を偉そうにわかった風なこと言ってんの?
めっっちゃジャッジしてんのはあんたの方やわ!
言いなりになってんのは寧ろあんたの方やろ!
…等々浮かんできて(^_^;)
結局、
共感できてないと指摘され、それは確かにその通りだけど、
私がそこで浮かんだのは、今回の言動を取った背景をわかってほしかったということ。
そこにはそれこそ、私なりのポジティブな目的があったのに。それに全く寄り添ってもらえず、バッサリ正論でぶったぎられて悲しくなってしまった、という気持ちでした。
そこまでたどり着いたものの、
今までは無視してた気持ちを、相手に伝えるとこまで一気にチャレンジしたので、
「共感できてないと言うけど、それこそ私の気持ちに共感できてないじゃんっっ!」
と震えながら言うので精一杯でした(^_^;)
本気で腹が立ったのです。
私のこと全然わかろうとしてないじゃん!と。
…長くなりましたが、
今回は凄く貴重な気付きがありました。
色んな専門的なスキルや有効な知識を知ってると、つい、周りにいるひとたちをそういうメガネでジャッジして、
コイツだめじゃんできてないじゃん、
あ、この言動は良くないよ、とか、いちいち評価してしまいかねない。
エセ評論家みたいになってしまう危険性があるし、優越感に浸ってひとを下に見たり…(泣)
人間関係ってほんとに鏡だから、
私も無意識でやってたんだろうなって思うと、ゾッとしました(泣)
こんなんされたら、ほんとに悲しい。
しかも、した側には何の悪意も悪気もない。
正しいことを伝えようとしただけ。
今回だって相手には何の気もないと思うのです。私のなかに引っ掛かる要素があって、
自分も同じように“正しいこと伝えなきゃ”としてたから、過剰反応したんだと…あぁ、ほんとにイタい(^_^;)
正論ほど時として人をズタズタに引き裂くものはないのかもしれません。
そして相手の気持ちはこれ以上に置いてきぼりなることはないのかも。
テクニカルなことに走るほど、
大切なことは、核心は離れてくのだなぁ、
と、改めて感じる今日この頃です。
下手でも不器用でもいいから、私は素直な心の眼で相手を見つめたい、受け止めたい、信じたい。そんな気持ちが日々強くなっています。
あとは、怒りを持続させないこと。
素直に出したら流して溜めないこと。
怒りで相手を振り回さないこと。
日々訓練ですね。
毎日たくさんのことを学べて、幸せだなー♪
もっと好きなことしよーっと!
自分のことを大切にしながら、相手も大切にしよう♪